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「ゆがふBizタワー浦添港川」建設現場への仮囲いアートの展示について
このたび、弊社は浦添市港川に建設中の「ゆがふBizタワー浦添港川」の建設現場において、「全日本仮囲いアートミュージアム」プロジェクトに参画いたしました。
「全日本仮囲いアートミュージアム」は、岩手県花巻市に拠点を置き、福祉事業の拡張をテーマにCSR、CSV、SDGsを発信するコンテンツメーカー「株式会社ヘラルボニー」(※1)が展開するもので、建設現場の仮囲いに知的障害のある作家のアート作品を展示し、期間限定の「街のソーシャル・ミュージアム」と捉え直す地域活性型のアート・プロジェクトです。沖縄県内からは、当建設現場が初の参画となります。
「全日本仮囲いアートミュージアム」は岩手県の公共事業において工事成績評点の評価対象事業に認定されており、参画した際には1〜2点の加点対象になっています。
株式会社ゆがふホールディングスは、株式会社ヘラルボニーの理念に共感し、浦添市の社会福祉法人若竹福祉会(※2)の5人のアーティストによる6作品を建設工事現場に展示し、障害をもつアーティストとの共創を目指します。
また、アート作品は耐久性の高いターポリンにプリントするため、展示期間終了後はアップサイクル(※3)してエコバックやキーホルダーなどに再利用・加工し、新しい価値を創出する予定です。
株式会社ゆがふホールディングスは、仮囲いアートを通して街を彩り、企業と地域、福祉が繋がる街づくりを目指します。
プロジェクト名:全日本仮囲いアートミュージアム
事業主体:株式会社ゆがふホールディングス
企画・プロデュース:株式会社ヘラルボニー
アート作品提供:若竹福祉会
展示場所:浦添市港川510-1番地ほか(ゆがふBizタワー建設工事現場)
(展示場所は「浦添市港川512」で検索いただくと探しやすいです。)
展示期間:2020年12月16日~2021年初夏(台風シーズン到来前まで)
※1 株式会社ヘラルボニー
「異彩を、 放て。 」をミッションに掲げ、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す企画会社。 知的障害のある人が描くアート作品をプロダクトに落とし込み、 新しい価値の提案を目指すブランド「HERALBONY(旧MUKU)」の運営や、 建築現場の仮囲いに知的障害のある作家のアート作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、 福祉を軸とした社会実験に取り組む。日本を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。
株式会社ヘラルボニー公式サイト http://www.heralbony.jp
全日本仮囲いミュージアムサイト https://www.karigakoi-art.com/
※2 若竹福祉会(同会からのメッセージ)
世の中では「障がいがある」ということが先に立ってしまいますが、私たちにとって障がいのある彼らは、さまざまなことを教えてくれるすてきな人たちです。なぜなら、四角四面ではなく、こうでなければいけないという枠や固定観念にしばられず、前向きで、どんなことも受け容れる強さをもっているから。少数というだけで生きにくさもある彼らですが、もって生まれた光を輝かせるには、たくさんの人との関わりが必要だと思っています。
私たち若竹福祉会の役割は、障がい者を集めることではなく、町や地域で笑顔で生きられる仕組みづくりを続けていくこと。若竹福祉会で働く人たちが描くアートの表現も、彼らの持つ光であり魅力です。私たちは弱いからこそ、たくさんの人とつながれることを大切に、これからも彼らと共に歩んでいきたいと願っています。
※3 アップサイクル
仮囲いアートの期間終了後に作品をアップサイクルするために、屋外広告として使用されるターポリンにアート作品をプリントしています。仮囲い掲載したターポリンは、ノベルティや商品にアップサイクルされ、障害のあるアーティストに還元される仕組みです。